スタッフのぐちのパラオ遠征

1月30日から2月5日までパラオへ行ってまいりました。

前回釣行から15年以上経過しており、少々不安もありましたが、

とても楽しい釣行となりました。

特に今回の目玉の北部カヤンゲル島2泊3日ツアーを中心にご報告いたします。



今回の釣行の目玉はパラオ北部のカヤンゲル島での2泊3日のオーバーナイトステイです。

前回時はまだ無人島だった島、いまでは30人程暮らしているそうですが、ほぼ自給自足の生活。

パラオで最北の島で,カヤンゲル環礁の北東部に位置し、大きさは南北に長く、長さ2570m、幅は270~700m程度

食糧やガソリンの手配等で今回お世話になったPLUG INの三浦さんにはご迷惑をお掛けしました…。

参加人数は日本から7人、クルー3人の合計10人。

船も三浦さんの黒船だけでは間に合わず、ISLAND SEED LIMITEDのエリックとゴードンにお願いして

2艘での釣行でした。



積み忘れがないか出発前に入念にチェック

カヤンゲルはお店が無いので



プラグイン三浦艇はすでに準備完了?余裕です。

ISLAND SEED LIMITEDのエリックとゴードン

エリックはつい最近まで日本在住だったため、つまらないくらい日本人でした。(笑)


当日は北東の風強く、ロングトリップは少々キツイかな?と思ってましたが、

風裏を北上できると言う事なので、さらに風が強まる午後までにカヤンゲル近くへ移動しておくと言う事で出船。

マリーナのあるコロール島を抜け、バベルダオブ島の西のインリーフも猛スピードで通り過ぎ、

島の北西にあるテールトップリーフまで進み、そこから各船釣りながらカヤンゲルに向かいます。

強い風、うねり、GTの浅いバイトに苦しみながらも皆さんGTを釣りあげていきます。



ファーストヒットは太井さんのアカマス



コイツが皆さんのルアーをイッパイ切って行きました…。

せっかく来たんだし、ボクも一本。

ルアーは当然、ハンマーヘッドしゃくれ千葉サンスイオリカラ(笑)



今回の最大。古川さんのハンマーヘッドEカップアワビに



エリック艇で宮田さんがナイスサイズ



古川さん追加。Eカップアワビにて。

今回の釣行でキモとなったのはフッキング。

魚もやや小ぶりで食いが浅かったため、バイトしてもノラない…。というシチュエーションが多々あり、

各人アタマを悩ましていました。

そうこうするうちに目の前にはカヤンゲル!!

どこへ行っても未踏の地への一歩目はタギッてしまいます。

早めに上陸し、荷物をゲストハウスへ運び入れ、部屋割りをした後は夕食まで付近を散策。



島への入り口『ヘブンズゲート』



カヤンブルーと言われるだけあって、透明度が違います。



船は宿泊先の目の前の海岸にこのように直接です。



いままでいろんなところに行きましたが、まちがいなくNo.1の透明度でした。さすが、カヤンブルー。



このビーチはアマモが群生し、ジュゴンのエサ場のようです。

じっくり観察すればジュゴン見れたかも…。




今回お世話になったゲストハウス島民のラザルスから借りました。

ラザルスはレンジャーでもあります。




島のメインストリート。ですが、人も店も無く、ヤシの実が落ちているだけ.

でもこのヤシの実を気を付けて歩かないと大変な目に。

落ちてくるヤシの実に当たったら生死にかかわります。

頭上大注意です。(笑)




バナナはそこらじゅうに生ってます。



オレンジのヤシの実はカヤンココナッツといって微炭酸でとても美味



島内散策で見つけた動物たち

ニワトリ。

まぁ、ふつうですね。

放し飼いです。




たぶん、ウズラ。

パンのかすを食べにきます。

たぶん、お父さん。お母さんと子供も確認。




見難いのですが、真ん中にトカゲです。

あと、鳴きヤモリもいました。




ヤシガニ。

僕がリクエストしたら、ラザルスが獲っておいてくれました。しかも2匹。

五色エビも、ヤシの実も分けてくれました。

ラザルスに大感謝です。




フルーツバット。

食べます。

食べれます。

今回は食べませんでしたが、短い毛がイッパイで食べずらいです…。




ブーちゃんです。



パラオの国鳥のビーブ。ハトです。



島の子供。

動物ではありません。とてもカワイイです。




晩御飯はバーベキュー。

テングハギそのまま!皮が厚いので中はホクホクです。




ラザルスがくれた五色エビ。

めっちゃウマい!!

かぶりつきです。




そして僕のお目当てのヤシガニ!!

カヤンココナッツしか食べてないので身もミソもめっちゃ濃厚!!

ご飯にのっけて最高でした。




このデカさは初めてです。

でも、もっと気になったのは宮田さんのすね毛とヤシガニの毛の濃さが同じだったこと…。




ご飯の時に必ず出たのがこのカヤンココナツ。

このようにくり抜いてそのまま飲むっ!

本当に微炭酸なんです。




打ち上げられた貝がこんなにっ!

中には相当の値がするものも…。




ゲストハウスの前にて。

10名で利用しましたが、ストレス無く過ごせました。


2日目は本命のベラスコリーフ攻略予定でしたが、風が強すぎで断念。島周りを攻めることに。

手始めにインリーフでライトタックル。

風が弱くなるとリーフの外を攻めるパターン。

潮の向き、風を見ながら細かく移動を繰り返し、キャッチ数を伸ばしていくものの、

納得のビッグサイズには遠く…。



インリーフでの釣りはこのサイズが際限無く釣れます。

桜井さんは何を釣ってても楽しそうです。



今度はカスミアジ



エリック艇では太井さんが鬼のようなバラクーダを



古川さんアカマス追加。ヒットルアークラフトベイト リアルベイト

初参加の平野様

GTは初めてでしたが、釣り慣れてます。

安定した釣果でハジケテました!




ならばボクも一緒にハジケテ



こんなのツレタヨ



夜は毎晩島唯一の堤防でメッキ釣り。

これも沢山釣れます。


そんな感じで楽しかったカヤンゲルも最終日。

みんなできれいに掃除を済ませてからの出船です。



こんなにきれいな海とももうお別れです…。



いつも参加してくれるブルさんは立派な木の下で1枚。



ラザルスともパチリ。

彼のお陰でとても充実した3日間でした。

『また来年』と言ったら『是非来い』と。

嬉しい限りです。




遠くなるカヤン。

コロールへの帰り待ちにも良いポイントはたくさんあります。

時間ギリギリまで釣り下がることにしました。



ブルさんもキャッチ。

強い風の中、ナイスファイトでした。ヒットルアーはカーペンターブルーフィッシュ100




桜井さんもようやくGTキャッチ。ヒットルアーはデュエルビッグブルー

サーフェイスブル140g




平野さん追加です。



太井さんは今回一番GT釣ってましたね。ナイス50歳です。



平野さんさらに追加。小振りなサイズですが、楽しいからいいんです。



そんなこんなでコロールに戻ってきました。コロールでは結構風が強かったらしく、

カヤンゲル行の観光ツアーは全て欠航。

『良く戻れたね』とみなさんビックリしていました。

その後2日間コロールベースで釣りをしましたが、その様子はまた次の機会に。

ホントに久しぶりに訪れたパラオでしたが、

最大の魅力はアクセスの良さ。

直行便で4時間あまり。

さらにアウトリーフ、インリーフ等その日の状況に応じたプランが立てやすいロケーションとなっております。

日本人ガイドや、日本語が喋れるパラワンも大勢いるので言語のストレスも皆無です。

今回、GT用パワータックルとライトGTタックルを両方用意しました。

ライトの方はヒラマサキャスティングタックルで十分対応できますので、

海外遠征入門としてはオススメだと思います。

また来年もカヤンゲル行きたいなぁ…。