スタッフのぐちです!
2018年もGT釣行の第1弾は海外!
と言う事で今年はインドのアンダマン・ニコバル諸島へ行ってきました!
まぁ、アンダマンてどこ?って所からだと思うのでご参考までにこの辺です。
なんだ、バンコクのそばじゃん、近いじゃん。って思ったアナタ・・・
近くないんですよ、実は。
インド政府の国防上の理由により、外国人の立ち入りを制限しているのです。
と言う理由でインド以外の国からの直接入国ができない地域なのです。
ですので今回のルートはまず成田からニューデリー、ここでビザ申請して
ニューデリーからコルカタ経由でインド洋戻って主都ポートブレアへ。
トータル17時間、ようやくの到着です。
デリー空港イミグレ前。基本空港内は撮影禁止ですが、こそっと・・・
同じターミナル内での国際線⇒国内線の乗り換えにビザ申請も含め、2時間半・・・
ホントにギリギリでルピーの両替すらできませんでした!
事前にあんなに準備したのに!
アジアのどこに空港も感じるんですが、職員がだらけ過ぎ!!
特に男子!! もっと頑張れ!
インドでの乗り継ぎは特に時間に余裕をもって予定をたてることをおススメします。
(目安として国内線3時間・国際線4時間)
ポートブレアに着いてからもすぐには出れず、入島許可書なるものの申請・・・
これもかれこれ30分くらい(泣) この時点で僕の疲れはピークに達し、
記入は全て丸投げで女性職員に記入してもらいました(笑)
ようやくの事で外へ。建物はこんな感じ。
どの国でも小さい空港ってブルーの外装が多い気がするのですが・・・?
荷物を積んで取り敢えず到着の喜びを。
今回は総勢6名です。
真っ先に気になったのがコレ。
人の毛?に唐辛子?に玉?・・・
尋ねてもニヤリってするだけ(笑)
結局何かは分からずじまいでした
まずは歓迎されているようです。
宿に行く前に買い物しながら街並みを観察。
やはりバイク多いですね。センターライン平気ではみ出すし、
ずーっとクラクション鳴らしてるし、
ヘルメットしろよ・・・
オートリクシャーも多いです。
今回結構多用しましたが同じ距離なのにドライバーが違うと値段が違う・・・
乗る前に行先と値段を確認しないと確実にぼられます。
今回相場の3倍の値段を吹っかけてきたドライバーがいました(笑)
この様なマーケットで買い物しました。
⇓インドのラムです。とてもおいしかったです。
ホテルに到着。4階建てのビルで1階が作業場、2階が事務所、3階が食堂と部屋、4階が部屋という構成。
3階。
チャーターした船の会社が経営しているのでフィッシャーマンロッジという感じです。
全6部屋で僕らの他にシンガポールのグループとギリシャのグループがいました。
壁にはトロフィーサイズをキャッチしたルアーが。
4階。2フロアで各3部屋づつ。珍しくトリプルベットでしたが、エアコンもついていて快適でした。
100ドルをルピーに両替してみました。
7000ルピーくらい?
1ルピーが約1,75円、水のペットボトルが20ルピー、缶コーラが25ルピー、たばこ1箱70ルピー
生活用品は安め、嗜好品は高めの物価設定でした。
日本ではインドルピーの両替は出来ないので現地での両替となります。
都市部では円⇒ルピーも可能なのでしょうが、ポートブレアでは難しいのでドルを用意していくのが無難です。
時間が無く、デリー空港でできなかったので町中の個人の店で両替したのですが、
以外にこちらの方がレートが良かったのでビックリ!
ホテルの前でヤギ発見。ウシとヤギは普通にいます。誰も気にしてない感じ。
この日は釣りの予定は無かったので皆ホテルでゆっくり休んでいる中、
泉さんと二人でポートブレアで一番栄えている通りを散策に行きました。
オートリクシャーで10分かからない距離。50ルピー100円。
高くは無いんですが、多分もう少し値切れると思いますね。
市場もあったので少し見学。
野菜は種類が豊富、果物はオレンジとリンゴ、バナナが多いですが、
その中でも絶品だったのがザクロ!!日本の物より甘みが強かったです。
奥に進んでみますが最深部には到達できず、撤収。
え~っと、タケノコなんですか?
帰国後調べたところ、タケノコでした。
下の野菜はキュウリではなく、パルマルと言うウリ系の野菜で
どちらも炒め物で食べるそうです。
インドのスイーツは激甘!!と聞いていたのでお留守番のみなさんにお土産でケーキを買って帰りましたが・・・
一口しか食べれないほどの甘さ!
砂糖のジャリジャリ感がすごい!
スポンジまでジャリジャリしてる!
こっちのケースに至っては砂糖のみ!!!
と言うくらいのレベル。
辛いにしろ甘いにしろ妥協がないのがインドなのか?
帰りがけに屋台でサモサ食べました。
カレー味のポテトを包んで揚げたおやつ。
隣りのおばちゃんのチャイも飲もうかと思ったのですが、
一斗缶でグツグツやってる感じがどうにも馴染めず、断念。
ホテルに戻り、バルコニーからの風景。風通しも景色も良いので自然とみんなが集まってしまいます。
で国籍は違えど話はもっぱら釣りの話となります(笑)
早速明日からの準備を。念入りにドラグを設定します。
今回のタックル達
ロッド:リップルフィッシャー ウルティモ83M Nano/79MH Nano/83ML
OceanRidge ReversalGT80Nano/FlexGT77Nano/PFGT711Nano Aquila711HH+Monster
リール:13ステラSW14000XG etc.・・・
販売終了を惜しむ声が多かった弊社オリジナルブランド『PELAGIQUE』のWPショルダーのプロトです。
今回無理言って随行させました!これがあると船上でとても楽なんです。
僕の場合はグローブ、サングラス、携帯、デジカメ、タバコなどを入れてます。
陸でも外に出るときはこのまま連れて行きます。
こちらはもう一回り大きいサイズ。
こちらにはルアーを入れていきました。
240㎜のルグランタンゴも楽々に入ります。
各サイズ間もなく発売ですのでご期待ください!
夕食の様子。ナスのカレーにタンドリーチキン、ライスとチャパティ。
スパイス攻めの日々の始まり・・・
食後のバルコニーにて。
そういえば2日前は皆既月食だったなぁ・・・
キャプテンと明日の打ち合わせをしてから就寝です。
翌朝、徒歩5分の港には歩いて向かいます。
港へ向かう途中の橋の上で魚を売ってました。
アジ・カマス・GT売ってました。
網の中にはキビナゴ?的な魚が入ってました。
今回乗船したのは37ftのRampage号。5名での釣りがギリギリですがトイレもついており快適に過ごせました。
港を出て一路南へ。
サウスアンダマンの南端まで1時間程度の移動です。
ポイントに到着!
ここまで丸2日かかってますからね
みなさんようやく釣りが出来るので若干前のめり気味(笑)
いきり立った皆を尻目にマイペースのスタートだった幸ちゃんがツアーのファーストフィッシュ!
赤くないバラフエ。ヒットルアーはワイルドファング150。
桜井さんはFCL LABOのCSP200でGTキャッチ!
RampageのキャプテンMr.Dilipも一緒に撮影。
5人で同時キャストするため、フロントデッキではミヨシのアングラーは固定して
下のスペースを3人で廻りながら打ち込むスタイルにしてもらいました。
こうする事で先頭のキャスターは比較的スペースを使ってキャストできていたと思います。
古川さんのGT
綺麗な魚体が多いです。
ちょっと合間のライトジギングで野村さんにヒット。
フエフキですかね?
ロッドは僕のお気に入りの リップルフィッシャーOceanArrow66ML Snapper
タイラバ用としてリリースされてますが150gインチクやジグも楽に使えます。
さらにタイラバロッドには珍しいグリップジョイントですので
遠征のお供にもってこいのロッドです!
リアでは古川さんもいつの間にかジギングにチェンジしていたようで・・・
こちらもヒット!
ブルーフィンですね。
それをみていた泉さんまでもがジギング(笑) でヒット
こちらもブルーフィンでした。
基本は岸沿いのシャローエリアでの釣りです。
水温27℃前後、大潮~中潮周りでの釣行でしたがマックスで2ノット無いくらいという
シチュエーションでした。
野村さんもブルーフィン追加。
桜井さんはGT追加です。
古川さんのバラフエで初日終了。
この日は小振りなサイズが多かったです。
2発大きなサイズのバイトがあったのですがどちらもフッキングしませんでした。
港では投網漁師が。捕った魚をそのまま販売。まんまコノシロでした。
ホテルへの帰り道なんですが・・・
正面からウシがガンガンやってきました。
横に広がって道路を塞ぎ、我が物顔で練り歩く。
これが日本で相手が人なら真っ先に注意されたり、クラクション鳴らされたりするのでしょうが、
現地の方は見て見ぬ振りと言うか気にしてない感じです。
犬・ヤギ・ウシ。野良と言うか、放し飼いと言うか、とにかく生活範囲内に動物多いです。
で、歩き疲れると道路で座り込み・・・
やりたい放題・・・
2日目の夕食。ヌードルと言っていたがパスタとポテト。
チキンのあんかけソースを添えて。
4日間で一番辛くなかった夕食。
朝はトースト、卵なので辛くなく、ランチボックスはカレーとサンドイッチ半々でした。
夕食後に町へ。土曜日なのだからか、単に夜が涼しいからなのか、前日の昼よりも人が溢れてます。
野村さんが屋台でTシャツ物色。
いかにも~な『アンダマンTシャツ』!!
1枚100ルピー!!
で釣り2日目の朝。
船長のDILIPと野村さん。
お世話になったGAME FISHING ASIA
スリランカでもそうだったのですが、釣り・宿泊・送迎の部門で関わるスタッフが別々にも関わらず、
非常にまとまりがあるように感じました。
僕的にはスリランカよりも過ごしやすかったです。
ご飯は辛いですが(笑)
2日目は初日よりもさらに南へと向かいます。
岬のドロップからスタート。
昨日よりも深いポイントです。
ここで水温27℃前半、1.2ノットでした。
ここで反応が無く、ワンドのシャローエリアへ。
桜井さんにバラフエヒット。
その後バイトがあってもフッキングしない状況が続く中、
泉さんが大きなバイトをしっかりフッキング!
ようやくナイスサイズのアンダマンGTです。
このサイズのバイトが結構あった気がします。
ヒットルアーはルグランタンゴ210イワシカラー
その後もトップで釣果伸ばしたり、疲れたらジギングしたり・・・
ジグも色々釣れました。
雄叫びポーズの泉さん。
このポーズが後に彼に災いをもたらす事となる・・・
そんな中ミヨシで頑張っていた幸ちゃんにヒット。結構ドラグが出たのでナイスサイズの予感・・・
外人向けの高いバーに苦労しながらもリフトに掛かります。
ずーっと気になってたのですが、前に見える島。
前方後円墳?
でキャッチしたのは今釣行最大サイズでした。
ロッド:リップルフィッシャー ウルティモ83M Nano
リール:ステラSW14000XG
ライン:ヨツアミ オッズポート8号
ルアー:カーペンターGTガンマ120
今度は泉さんにヒット!
喰いきれないGTに対してスローにスローに誘った所、途中で完全に魚が変わり、
横っ飛びでヒットしたのは恐らくイソマグロ。
結構派手なシーンを一部始終見てたのでファイト中も皆集まり行方を見守ります。
ネットインしたのはやはりイソマグロでした。
またルグランタンゴ・・・
好きだな~
今釣行で一番エキサイトした場面でしたね!
このあといつものように雄叫びポーズを催促したところ、テンション揚がりすぎて、
頭振りすぎて、偏光サングラス落としてました・・・
無論水中にです(笑)
ですので縦持ちはサングラス無しで!(笑)
デカく見えますね!
で終盤に朝のポイントに戻った所、また泉さんにヒット!
ナイスサイズ追加です!
ルアーは安定のルグラン210(笑)
ロッド:リップルフィッシャー ウルティモ83M Nano
リール:ステラSW14000XG
ライン:バリバスSMP 8号
ルアー:フィッシュトリッパーズビレッジ ルグランタンゴ210
偏光サングラスは濃い色のレンズに変わってました(笑)
しかも脱落防止コード付き!!
皆様もこの様な不測の事態にも対応できるように偏光サングラスは複数カラーご用意下さいね(笑)
同じポイントを入れなおして桜井さんもGTゲットで2日目終了。
3日目の夕食。
豆のカレーとマトンカレー、サラダ・コールスロー的なもの・炊き込みライス・チャパティ
泉さんの釣ったイソマグロはエラからの出血が多くリリースできなかったためお刺身とグリル(やはり辛い)
になりました。
今回一度も日本で言うナンは出なかったです。
もっぱらクレープの皮みたいなチャパティ。
辛くないので助かります。
翌日は釣り最終日。
この日港には初めて3艘揃っていたので他の船のクルーたちも1枚お願いしました
この日は東のハブロック島周辺に向かいました。
ジギングは相変わらず好調です。
島と島の間に続く長~いリーフを打っていたところ桜井さんにヒット。
ブルーフィンキャッチです。
小さいので透明感のあるGT
またまたブルーフィン。
このサイズの魚は嫌ってほど出ます。
少し大きくなってきました。
まだまだ大きいのが出て欲しい・・・
ブルーフィンいっぱいいます。
深夜に豪快に雨が降ってたので雨水の影響もあってか水も気持ち濁っていて水温も26℃後半、
潮の流れもややゆったり気味でしたが、
この日の東のエリアは出るポイントと出ないポイントの差がはっきりしているような気がしました。
それでも投げていれば誰かしらにバイトが出る状況・・・
ですのでここでちょっと宣伝ー!!(笑)
今回泉さんのロッドに使用して頂きましたグリップテープのご紹介。
ノンスリップポリマーはべたつかず、滑りにくく、水にも強い素材です。
螺旋状に巻き上げていくだけ!
誰でも簡単に好みのカラーでカスタマイズできますので
自分のロッドがどこにあるかが一目でわかります!
今回フロントのみの使用でしたがリアグリップに巻くことで
ビッグゲームでありがちなロッドを挟んでいる脇の下が黒くなることも防げます。
サンスイ千葉店ではコーナーをご用意、サイズ・カラーも豊富にご用意しておりますので
ご興味のある方は是非お立ち寄りください。
と、営業トークの間にもどんどん魚は釣れていたようで・・・
ハタデスカネェ・・・?
ハタデスヨネェ・・・?
ハタ科の魚は種類も多いですが、生息地域で微妙に色や模様が違っていて
僕にはさっぱり分かりません(笑)
今釣行のラストフィッシュは野村さんのGTでした。
移動が長かったせいか3日間の釣りはあっという間でした。
トロフィーサイズのバイトは何回かあったものの、キャッチまで至らず、悔しい思いをされた方も
いましたが初体験のインド・アンダマンを満喫して頂けたのではないでしょうか?
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
釣った魚の調理にはスタッフと共に幸ちゃんも大活躍!
最後の夕食はハタを美味しく頂きました。
他の献立は・・・
もう説明しなくても分かりますよね?
カレーです・・・
ハタも辛くしないでって言ったのに2品目は
『俺のスペシャルだ』って出て来たのはやっぱり辛かった・・・(怒)
僕らがアンダマンを立つ朝、出船の時間が迫ってきているのに
一緒に写真をと集まってくれたシンガポールのグル―プと。
きっちりサンスイ宣伝しときました(笑)
現地で出会う海外のGTアングラーとタックルやルアーについて色々と話をするのですが、
以前はとにかくジャパンメイドのルアーが1番だ!という方が多かったのですが、
『昨日はこれが良かったぜ!!』って見せてくる物の中には
最近はこんなのもあるんだ?というような海外のメーカー、ビルダーのルアーが増えてきてるような気がします。
そんなルアーもこれからご紹介・販売できたらと思ってます。
次回Vol.2は4月の沖縄釣行のレポート予定です!
デリーの町に溶け込んでいる
スタッフのぐちでした!